今回は、皆さんは知らない方が多いのではと思いますが・・・
この業界では常識と言っても過言ではない事を、ご紹介しようと思います。

飲食店に行くと必ず出でくるおしぼり!

レストラン、居酒屋では見慣れた物です。
ある居酒屋では、フライパンのなかにおしぼりを入れて、
「お熱いですので気をつけてくださいね」なんてパフォーマンスするお店もありますね。
ほとんどが、ビニールのカバーがついていたり、形がイビツだったりだと思います。
(あくまで僕の見解)

この業界ではおしぼりの巻き直しをします!
出勤して、お掃除を始め、お掃除の終盤頃から、おしぼりの巻き直しをします。
大概は幹部の皆さんから行う。
おしぼり巻きが上手くなってきたら、
「この子も手馴れたものになってきたなぁ、日々成長してきたなぁ」
と思う瞬間でもあります。(後輩のスタッフは、自分の仕事が終わったら加わる)

ウン十年もやってきた方は、まさに職人技です。

では、巻き方を説明しよう!

まず

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この状態でおしぼり屋さんからきます。
1日200~250本巻き直しします。
ビニールのカバーを取って、テーブルに置きます。

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そこで待っていたスタッフが次々と巻き始めます。
おしぼりを1本取って、「パン」テーブルに叩きつけて、しわをのばします。

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真っ直ぐにのばして、半分に一たたみ。

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こうすると巻くときにしっかりと、かたく巻けます。
それで、こう!

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で、こう!

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で、こんな感じにホットウォーマーに!

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夏は、つめたいおしぼりも必要!
つめたいおしぼり、通称「ツメシボ」は、別のケースに入れて、業務用冷蔵庫に保管。

なぜ???

なぜ2度巻きするのかと疑問になる方も多いでしょう、僕が先輩方から聞いたお話では、
当然おしぼり屋さんは、洗って消毒したおしぼりを持ってきてくれますが、
中には、汚れが残っている物や、匂いのきついもの、ほつれてしまっているものがまじっている事があります。それを取り除きます。
また、お客様に提供する際に、きれいにパラッと広がるようにする為とも言われました。
今ではおしぼり専用の芳香を使ってますが、昔は、柔軟材を水でかなり薄めて、吹きかけていた時代もありました。

おしぼり1つも歴史あり!

地味な作業に思えるかと思いますが、
こんな地味な作業こそがお客様を迎えるにあたって大事なことだったります!

最後に、先日、花かんの女性の誕生日がありました。
その時にお客様から、見事な10本立ちの胡蝶蘭贈って頂きました。
皆様にも幸せの御裾分けを。
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貴女も見た事もない大きさの胡蝶蘭に囲まれてMyバースデーをやってみたくないですか?
体験入店大歓迎
『花かん』では、いつでも貴女のご応募をお待ちしております!

追記
瀬里奈グループでは、ともに頑張ってくれるスタッフ・社員も大募集してます!
詳細は、
スタッフ社員募集
をご覧ください!